デジタルビジネス支援を行う、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都新宿区 代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、AIによるダイナミックプライシングサービスを提供するQuicklizard(本社:イスラエル CEO &Co-Founder:PINI MANDEL、以下「Quicklizard」)と、国内企業に提供するパートナーシップを締結したことを発表します。
■提携背景
ポストパンデミック経済では、需要と供給の急激な変動や頻繁なトレンドの変化により、小売企業やブランドはタイムリーなデータ収集とデータ分析に基づく価格決定の必要性に迫られています。
小売企業やブランドは、プライシングに対する機敏なアプローチと、規模を拡大できる情報構造を採用する必要があることは明らかです。
顧客の要求を満たし、ビジネスの利益を守るために価格設定を迅速に適応させる能力は、芸術であり科学でもあります。
■Quicklizardの特徴
Quicklizardは、オールインワンプラットフォームで機械学習と人口知能の力を持つテクノロジーを活用し、⼩売業者やブランドが優れた価格設定を実現し、ビジネス目標を上回る成果を上げることを支援します。
2010年に競合データのプロバイダーとして設立されたQuicklizardは、2018年にコアビジネスをピボットし、B2Cプライシングプラットフォームのリーディングカンパニーとなりました。
それ以来、Quicklizardはプライシング・プラットフォームの開発と強化を続け、小売業者やブランドがスケールアップして優れたプライシングを実現できるよう支援しています。
アジャイルアプローチにより単純な自動化やルールベースの価格設定から、高度なAI機械学習やデータサイエンスモデルまで、変化するビジネスニーズに沿った価格戦略の拡張、適応、展開が可能です。
QuicklizardはイスラエルTLV証券取引所 ( QLRD ) に上場しており、27カ国に110以上の顧客を持ち、プラットフォームが発行する月刊500M以上の価格戦略を提供しています。
▼AIによるプライシングレコメンドシステム
Quicklizardの価格設定エンジンは、商品の売れ行きや在庫状況、競合他社の商品ラインアップや価格などの関連情報を分析し、小売業者の特注価格戦略に基づいてリアルタイムに価格調整を⾏います。
▼ダッシュボードイメージ
■Quicklizard共同創設者兼CEOPini Mandelのコメント
コロナウイルス(COVID-19)の大流行後、日本市場ではオンライン・ショッピングが台頭しています。しかし、日本の消費者は依然として実店舗への来店を好み、店舗での購⼊に多くの費用がかかっています。QuicklizardとGapriseの提携により、小売業者は健全な利益と安定した収益源を維持しながら、オムニチャネルのアプローチによる価格設定と統一された顧客体験を管理することができます。
■当社CEO甲斐亮之のコメント
今回のパートナーシップ締結により、日本市場に向けてQuicklizardを提供できることを嬉しく思います。
日本国内のBtoC⼩売市場にてQuicklizardソリューションを活用することで、企業の収益増加とマーケットの適正価格設定とが実現できるよう支援していきます。
当社は、革新的なイスラエルスタートアップ企業と提携し、彼らのソリューションを日本市場に流通させた実績を数多く有しています。
Quicklizardと当社は、日本の⼩売市場の可能性を最大限に引き出していきます。